【完全保存版】大航海時代4 ホドラム・ベルグストロン完全攻略ガイド

更新:2025年9月24日

※本記事は、Steam版(PC版)『大航海時代IV with パワーアップキット HD Version』を元にしています。家庭用ゲーム版とは拠点配置や挙動が異なる可能性があります。

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ホドラム・ヨアキム・ベルグストロン(Hodram Joakim Bergström)

Credit: Some images were created using the AI ​​image generation tool "Craiyon."

🔍各キャラクターの初期資金

ホドラムの初期資金は多めに設定されており、従来版キャラでは最高額です。

以下は、各主人公の初期資金の比較です。

Bシナリオ(従来版)の主人公の初期資金
ホドラム・ベルグストロン 45000
リル・アーゴット 42000
ラファエル・カストール 30000
マリア・ホアメイ・リー 40000

Aシナリオ(パワーアップキット版)で追加された主人公の初期資金
キョータロー・サイキ 30000
アブラハン・イブン・ウッディーン 170000
ティアル・ワマン・チャスカ 0

パワーアップキットで登場するウッディーン(170000)には及ばないものの、ホドラムの初期資金は従来版キャラクターの中で最も多い45000です。

リル(42000)やマリア(40000)との差は小さいものの、ラファエル(30000)と比べると明確な差があり、安心して戦闘重視プレイを始められるだけの資金力があります。

📚ホドラム・ベルグストロンの特徴

ホドラム・ヨアキム・ベルグストロンは、スウェーデンの若き提督として登場する武闘派キャラクターです。

自国の乏しい予算という制約の中で、世界最強の海軍を作り上げることを目指します。

戦闘力に優れた彼は、初期から中型船(ブリガンティン型)を所持しているという有利なスタートを切ります。

初期資金45000は従来版キャラクターの中では最も多く、序盤から積極的な戦略の展開が可能です。

パワーアップキット版で追加されたウッディーン(170000)には及びませんが、十分な資金力を持っています。

ホドラム・ベルグストロンの特徴は、敵船を拿捕する能力に長けている点であり、これが最大の武器といえるでしょう。

ゲーム開始直後から戦闘イベントが発生するため、チュートリアル的な導入にもなっており、戦闘プレイを練習するにはうってつけのキャラクターです。

また、国家から依頼されたインドの海賊イスカル=ヤサール討伐では報奨金を受け取ることができ、勢力拡大の原動力となります。

ゲーム開始時の部下には、3人の有能なキャラクターが控えています。

万能型の副官かつ剣豪であるゲルハルトは、全般的な支えとなるでしょう。

序盤から測量士として配置できるシャルルは、航行時の測定役に適任で、戦闘時には砲手としても役立ちます。

舵手として活躍するマヌエルは、船の帆(マスト)を操作したり、造船技術者としても使えます。

📚ホドラム・ベルグストロンの外見

ホドラムは銀髪で長身の美形として描かれています。

北欧出身らしい涼しげで整った容姿が印象的です。

威厳と冷静さを併せ持つ若き提督としての風格を備えています。

また、プレイ次第では、指揮官としてだけでなく剣豪としても力強い存在感を放ちます。

北欧らしい涼やかな美貌と気品を併せ持つホドラムは、多くのプレイヤーを魅了する人気キャラクターです。

📚基本の攻略方針

ホドラムの攻略は拿捕戦術を中心に展開します。

序盤から戦闘に強く、中型船を持っているため、敵船を拿捕して乗り換えながら進める戦略が基本です。

敵艦隊の旗艦を拿捕すると金銭的な報酬が大きく、中盤以降は交易に頼らずとも戦闘の戦利品で資金を賄えます。

ただし、曳航した船がある状態で海戦に負けると拿捕した船を失うリスクがあるため、勝てる戦いかどうかを慎重に見極めましょう。

北欧の僻地スタートで立地が悪いため、早期に仲間やアイテムを確保し、地中海など活動範囲を広げていくことが攻略の鍵となります。

部下の能力を活かしつつ、複数の地方艦隊を運用して敵勢力を分散攻撃するのが効率的です。

地中海や新大陸へと勢力を広げていく足がかりとして、まずは戦力と艦隊運用の基盤を北欧で整えましょう。

🌍北海攻略(ホドラム編)

北海は、ホドラムにとって最初の舞台となる重要な地域です。

まずはシュパイヤー商会(マルティン・シュパイヤー)との戦闘で拿捕技術を磨きましょう。

アーゴット商会(リル・アーゴット)も、序盤の良い練習相手となります。

リルとシュパイヤーは、早期に倒しても問題ありません。

というのも、一定条件を満たせばリル・アーゴットが再登場し、「北海の覇者の証」を入手できるためです。

そして、シュパイヤーは、アイテム入手には一切関係しない相手です。

安心して、この2つの商会を攻略してしまって構いません。

シュパイヤーから奪える「ハンザコグ」は性能が低く、保有価値が薄いため、早めに売却しましょう。

リルから奪える「ラティーナ」と「レトンダ」は交易船として使えます。

商売用に4隻程度を残し、残りは売却して資金源にするのがおすすめです。

資金がある程度貯まったら、ガレオン船を1〜2隻購入し、戦力を整えましょう。

次の目標は、イギリスのクリフォード軍です。

彼らから軍用ガレオンを拿捕することで、艦隊の質が一気に向上します。

クリフォード第1艦隊(ジェームズ・クリフォード)は、軍用ガレオン2隻と軍用軽ガレオン3隻を保有しています。

まずは、この軍用ガレオン2隻の拿捕を最優先に狙いましょう。

続いて、第2艦隊(ロバート・ストーク)からも軍用ガレオン1隻を奪取しておきたいところです。

最終的には、自軍を軍用ガレオン5隻で構成するのが当面の目標となります。

🌍地中海攻略(ホドラム編)

地中海は、仲間集め・アイテム収集・交易・戦力増強のすべてが揃った、戦略上の重要な拠点です。

北海で基盤を整えた後、なるべく早い段階で地中海へ進出しましょう。

特にホドラム編では、戦闘による港攻略がしやすいため、武力制圧による拠点拡大が有効です。

地中海の港町には貴重なアイテムが多く、これらは後の戦闘や冒険で大きな助けとなります。

また、有能な仲間も多く、地中海制圧の進行と並行して獲得を進めると効率的です。

ホドラムは戦闘特化型のキャラクターなので、その戦闘力を活かして敵勢力との交戦や港の制圧による資金確保を効率よく進めましょう。

また、拿捕した船舶の売却だけでなく交易による収益も資金源となるため、交易のシェア確保も視野に入れることで、地中海制覇が楽になります。

地中海には多くの敵勢力がひしめいています。

代表的な勢力を以下に紹介します。

パシャ軍(ハードゥム・アフメト・パシャ)は、オスマン帝国を背景に持つ強力な軍勢で、戦闘力が非常に高いのが特徴です。

特に港の守備が堅いため、正面からの突撃は避け、周辺の艦隊を個別撃破するなど、ゲリラ的に戦力を削っていくのが有効です。

ハイレディン一家(バルバロッサ・ファーズル・ハイレディン)は、海賊・私掠船団として名を馳せる勢力です。

海上での奇襲が得意で、序盤で接触すると高確率で包囲・警告を受ける可能性があります。

戦力が整うまでは勢力圏に近づかず、挑む場合は艦隊の再編・補給を十分に行ってから臨みましょう。

バルデス軍(ペデロ・デ・バルデス)は、スペイン勢力の精鋭部隊で、高い機動力と砲撃力を持ちます。

ただし、序盤であれば戦力的にそこまで脅威ではないため、艦隊を分断して各個撃破する戦術が有効です。

アルブケルケ軍(ディニス・デ・アルブケルケ)は、堅実な戦術を取るポルトガル系勢力で、奇襲や強引な攻撃にはやや弱い傾向があります。

場合によっては交渉や同盟関係を利用することで、無用な戦闘を避けつつ地中海を制圧していくことも可能です。

チェントリオネ商会(パロオ・チェントリオネ)は、交易に強みを持つ勢力ですが、軍事力はそれほど高くありません。

占有率の確保や交易路の独占を狙うなら、早めに圧力をかけて制圧しても問題ない相手です。

カストール商会(ラファエル・カストール)は、非常に脆弱な勢力で、直接的な脅威はほとんどありません。

ただし、ラファエルがリスボンに寄港中に、セラを伴って訪問することで、特定のイベントが発生します。

イベントギャラリーを埋めたい場合は、イベントを確認してから討伐するのがベストです。

地中海で得た仲間・アイテム・拠点は、以後の新大陸やインド洋攻略の基盤となります。

戦力と航路を確保し、ホドラムの強みを活かした世界制覇の足がかりを築きましょう。

🌍新大陸攻略(ホドラム編)

新大陸は、大きな富と新たな可能性を秘めた魅力的な地域です。

地中海で戦力や資金を十分に蓄えたうえで進出するのが理想的な戦略となります。

この地域には、新大陸特有の貴重な交易品が多数存在します。

ただし、新大陸内での売買では大きな利益は期待できません。

航路を確立した後、これらの品を地中海方面へ運んで売却することで、高い収益を得られるでしょう。

エスカンテ軍(ディオゴ・デ・エスカンテ)の支配下にある都市・ヴェラクルスでは、新たな仲間フェルナンド・ディアスと出会えます。

酒場に入るとミニゲームが自動的に始まるため、フェルナンドに勝利して仲間に加えましょう。

また、ハバナに拠点を構えるマルドナード軍(バスケス・デ・マルドナード)との交戦は、拿捕技術をさらに磨く良い機会になります。

装備の充実も、新大陸攻略を進める上で欠かせない要素です。

情報をもとにアイテムの所在を突き止め、確実に回収していきましょう。

有用な装備を揃えることが、新大陸での、そして全世界での優位性を確保する鍵となります。

この地をしっかりと掌握し、世界制覇への足がかりを築いてください。

🌍アフリカ攻略(ホドラム編)

アフリカは、金やダイヤモンドなどの貴重な資源で知られる魅力的な地域です。

港町では、象牙・珊瑚・エメラルドなど他地域では入手困難な交易品が手に入り、資金調達にも有効です。

新大陸を制圧した勢いのまま進出するのに適したエリアといえます。

この地域には2つの主要勢力が存在しますが、軍事的脅威はそれほど高くありません。

シルヴェイラ商会(フェルナン・シルヴェイラ)は、ホドラム編においては友好的な勢力で、初期から同盟を求めてきます。

他のキャラクター編では態度が異なる場合もあるため、ご注意ください。

協力関係を築くか、支配下に置くか、あるいは排除するかはプレイヤーの判断次第です。

一方、奴隷商人であるエスピノサ商会(ジェロニモ・デ・エスピノサ)は、道徳的に許しがたい存在です。

プレイヤーの判断に任せますが、早めの排除をおすすめします。

なぜなら、エスピノサを倒さなければゲーム攻略が進まないためです。

アフリカの覇者の証を獲得するには、エスピノサ討伐によって得られる「謎の石版下部」が必須です。

この証を所有していなければ、東アジアの覇者の証を入手できず、ゲームクリアにも至りません。

したがって、遅かれ早かれエスピノサは倒す必要があります。

🌍インド攻略(ホドラム編)

インド方面には、2つの主要な勢力が存在します。

まず、ウッディーン商会(アブラハン・イブン・ウッディーン)はペルシャ湾岸のバスラを拠点とし、インド洋で影響力を拡大している勢力です。

ホドラムでプレイすると、序盤から積極的に攻撃を仕掛けてくるため非常に敵対的で、外交での妥協は望めません。

交易路の確保を妨げられやすいため、早期に軍事的な圧力をかけて封じ込めるのが賢明でしょう。

次に、ナガルプル商会(ザモリン・アフマド・ナガルプル)は、インド西岸の要衝カリカットを支配しています。

彼の言動には品がなく、ホドラムたちからも嫌悪されている描写があるため、信用はできない存在といえます。

序盤は比較的静かですが、こちらの勢力が拡大すると、突然の攻撃宣言を仕掛けてくるため警戒が必要です。

この2つの勢力に対しては、「どちらか一方と手を組んで片方を潰す」というよりも、「両方とも敵として認識し、倒す前提で動く」戦略がおすすめです。

ホドラムでのプレイでは、最初から敵対関係を想定し、軍事力、資金、艦隊をしっかりと準備しておくことが安全策となります。

さらに、インド洋では海賊アズィーザ・ヌレンナハールがしつこく徘徊しています。

戦闘力はそれほど高くありませんが、執拗な追跡で航路を妨害してくるため、対処を怠ると遠征全体に大きな支障をきたします。

追跡戦に備え、十分な準備を整えて臨みましょう。

🌍東南アジア攻略(ホドラム編)

東南アジアは香辛料の宝庫で、胡椒やナツメグなど高価な資源が手に入ります。

インド攻略での経験を活かして、積極的にこの地域へ進出しましょう。

クーン商会(アントニー・フォン・クーン)は組織的で一見強敵に見えますが、突撃派のプレイヤーなら正面から押し切ることも十分可能です。

ただし、無駄に長引く戦闘は資金や艦隊の消耗につながるので、戦う際は速攻で決着をつけるのがポイントです。

一方、ペレイラ商会(ドゥアルテ・ロペス・デ・ペレイラ)は戦闘力も低く、見つけ次第蹴散らして問題ありません。

彼らとの交渉は面倒なので、早めに潰してしまうのが結果的に楽です。

また、単純な軍事力だけでなく、悪い噂を流して敵の評判を落とし、市場シェアを確保するのも効果的な戦略です。

特に香辛料港は経済の要なので、ここを速攻で押さえて商売の基盤を固めることが勝利のカギとなります。

敵がしつこく抵抗してくる場合もありますが、こちらが迅速に攻め続ければ、彼らの組織力もあまり脅威にはなりません。

大胆に、しかし無駄は省いて、効率よく攻略を進めていきましょう。

🌍東アジア攻略(ホドラム編)

東アジア攻略は、ホドラムのエンディングに向けたステージです。

まずは東南アジアのバタヴィアでクーン商会を解散させましょう。

次に、東アジアの日本でクルシマ家(ソウジン・クルシマ)を倒して解散させる必要があります。

これらの勢力を排除した後、中国のリー家(マリア・ホアメイ・リー)から謎の小物を入手します。

謎の小物を手に入れたら、インドのカリカットに寄港しましょう。

ここで、ストックホルムの王宮からパシャ討伐依頼の連絡が入ります。

その後、地中海へ向かい、まずハイレディンの勢力地域に寄港すると、特定のイベントが発生します。

イベントをクリアすると、「背徳のバンディッドメイル」を自動で入手可能です。

続いてアレキサンドリアに寄港すると、パシャ軍との戦闘が始まるため、万全の準備で臨みましょう。

パシャ軍を壊滅させると、地中海の証である「カンビセスの冠」を手に入れられます。

その後、イスタンブールに寄港し、出港所で新しい街「アブハーズ」の情報を入手しましょう。

重要: ここでストックホルムに戻ってしまうとゲームが終了し、セラとの最終イベントが見られなくなってしまいます。

必ずアブハーズへ向かうよう注意してください。

アブハーズでは、鉄砲5個の納入が求められます。

鉄砲はセビリア、リスボン、ロンドン、ブルージュで購入可能です。

鉄砲5個を納めると、アブハーズに王宮が建設されます。

王宮に一定額を投資すると交易所が開設されます。

発展値が1500に達すると、茶の木の譲渡依頼が入り、特産品として茶を追加できます。

さらに発展値2000では、タバコの苗木の譲渡依頼も発生します。

ただし、「茶の木」や「タバコの苗木」を所持していなければ、依頼は諦めざるを得ません。

発展値と武装度を最大まで上げると、アブハーズにギルドが登場します。

アブハーズのギルドでは、東アジアの交換イベントで手放すことになる六分儀を再購入できます。

最後にストックホルムの王宮に戻ると、海軍最高司令官に任命されますが、ホドラムはこの任命を辞退してしまうのです。

そしてセラとのお別れイベントを迎え、ゲームは終了となります。

🖊ホドラム流戦闘術の真髄

ホドラムの魅力は、単なる戦闘力の高さにとどまりません。

彼の真の価値は、育成型戦略家としての側面にあります。

多くのキャラクターが商業や交易を中心にシナリオを進めていくなか、ホドラムは戦闘を重ねながら新たな拠点を切り拓いていくという、特異なスタイルを持っています。

もちろん商業活動も無視できませんが、彼の戦略はあくまで、戦いによる制圧が基本です。

戦闘によって資源を確保し、拿捕によって船舶を獲得——そのすべてが、未来への確かな投資となっていきます。

さらに、戦闘経験は部下たちの成長にも直結します。

仲間たちは戦火を共にくぐり抜ける中で力をつけ、やがて頼れる存在へと育っていくのです。

仲間との絆が積み重なった先にある「戦略の集大成」、それこそがホドラム編の醍醐味といえるでしょう。

🖊北欧の狼が魅せる戦略美学

ホドラムのプレイスタイルには、どこか凛とした戦略の美学が漂います。

限られた資源から最大の成果を引き出す、制約の美学、これが彼の真骨頂です。

スウェーデンという小国の提督として、大国に挑むその姿勢は、プレイヤー自身にも深い感動を与えてくれます。

計算された無駄のない行動、静かに迫りつつ確実に追い詰めていく包囲網、そのすべてに美しさすら感じられる緻密さがあります。

彼との冒険を通して、戦略ゲームの「本質」に触れることができるでしょう。

それは、まさに、「戦いの芸術」です。

🖊まとめ

ホドラム・ベルグストロンは、『大航海時代Ⅳ』において、私にとって最も魅力的なキャラクターのひとりです。

戦闘を中心に据えたプレイスタイルは、他の誰とも異なる体験をもたらします。

北海から東アジアまでを舞台にした段階的攻略は、プレイヤーの戦略眼を確実に鍛えてくれるでしょう。

特に、拿捕戦術の習得は、ゲーム全体の理解を深めるうえでも欠かせません。

まさに、ホドラム流の“戦い方”がゲームの本質を引き出してくれるのです。

美しい銀髪、鋭い眼差し、優れた統率力と万能性を備えた北欧の提督、彼と共に海へ出た日々は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

——スウェーデンの“北海の狼”とともに、大航海時代の荒波を乗り越えてみませんか?

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