なにもかも
遠くへ投げてしまおう
さぁ
行こう
魂だけを道連れに
銀河を巡る
夢幻の彼方へ
ハリケーンのように
光の速さで駆け抜ける
地球が
ゆっくり遠ざかる
無数の星が
瞬いている
天の川を泳ぎ
土星の輪の上で踊る
小惑星帯は
まるで遊び場
宇宙人のDJが
ビートを刻み
宇宙船では
終わらないパーティー
無重力のなか
そっと目を閉じる
鎖をほどいて
浮かぶ
…
浮かぶ
…
制約はない
不安もない
遠くに
青い惑星が見える
流れ星が
夜を飾り
心が
ふっと軽くなる
永遠の宇宙に
身を委ねながら
小さな幸せを
そっと夢見る
それは
きっと
自由という名の
やさしい幻想